【6】「80代90代になっても生活を楽しめるために」 -誰でもできる「こころが元気になる」4つのこと-2つ目

【6】「80代90代になっても生活を楽しめるために」 -誰でもできる「こころが元気になる」4つのこと-2つ目

2021.03.30

はじめに

誰にでもできる「こころが元気になる」4つのことの二つ目、「過去のこと、まだわからない未来のことを今に持ち込まないで切り捨てる」です。
これを私は幽霊さんから教わりました。幽霊の絵を描いてごらんといわれたら、足がない、手を前に力なく垂らしている、髪を後ろに長―く、の三つの特徴を入れておくと、誰が描いてもある程度幽霊だねという絵になります。
人がこの3つの特徴をもっていると、いきいきと生きている姿でなくなり幽霊のようになりますよということで、それぞれ次のようなことを意味しています。

①おどろ髪を引いている・・・過去にしがみついて未練がましく執着する。過ぎてしまったことを心に残している。
②手を前に足らしている・・・いまだ来ぬ未来に対して とり越し苦労して、不安ばかり考えている。
③足がない・・・地に足をつけていない。今を生きていない。

私も幽霊さんにならないようにいろんな工夫をしてきましたので、一緒に考えてみてください。

家族連れでディズニーランドに行って思いっきり楽しむためには

私が家族連れでディズニーランドに行った際に、私は2日後の仕事の締め切りで頭がいっぱいだったとしたらどうでしょう?仕事のことを考えながらジャングルクルーズとか乗って楽しめるでしょうか?家族でのランチタイムを楽しめるでしょうか?家族みんなで楽しもうと思うなら、無責任のように感じるかもしれませんが、仕事のことを考えるのを捨て去ることが大切です。そうすると今、家族と貴重な時間を過ごしている幸せを最大に楽しむことができます。今を生きている、地に足がついている状況です。
このように未来のことをあれこれ考えると、今すべきこと、今できることを最大限に行うことは難しくなります。
ここは未来のことを考えることを捨て去り、ディズニーランドで家族と思いっきり楽しむと、その達成感は週明けからの仕事の集中につながります。人生の好循環モードです。

私はこの未来の心配や不安、逆に期待でさえもぶっちぎって捨ててしまうことがとても苦手でした。これまでに出会ったいきいきとしている方々の姿や考え方から少しずつ学び感じてはいましたが、最後は幽霊さんがガツンと教えてくれました。今では完全得意科目になっています。

このように楽しいはずのことをしていても、二日後の仕事の締め切りを考えていましたら楽しめなくなるのです。日々の普通のことをしているときは、なおさら未来の心配や不安を遮断してしまうことが大切となります。日々の小さなことでも今この瞬間を大切にすることが大切です。今を大切に最大限取り組んでいますと結果的に未来は最大限に良くなります。未来のことを不安がったり心配ばかりする方は、今を最大限生きることは難しくなるので、結果はよくならないで悪くなっていくことが増えます。
よく考えてみると、「水は上から下にしかながれません」というのと同じくらいに当然のことです。しかし私は20年くらい前に幽霊さんと出会うまではうまくできていませんでした。当たり前のことほど気付きにくいのは、前回のブログでとりあげました「ありがたさ」と共通しています。

私の頭の中には水洗トイレがあります

終わったことは神様でも変えることはできません。ああだったらよかったのに、あれさえなかったらこんなことになっていなかったのに、とか考えることに頭を使うのは人生の貴重な時間の無駄遣いになります。
とは言え、人間は嫌なことでもよかったことでも繰り返し思い出して引きずる傾向が誰にでもあります。「あの時だまされたことは今思い出しても腹が立つ」とか、「昨日上司にこっぴどく怒られて落ち込んでいるんですよ」とか、「私は以前部長としてすごい大仕事を成し遂げたんですよ」などです。そのどちらも切り捨ててしまうことの大切さを幽霊さんが教えてくれました。
しかし実践となるとそう簡単にはできませんので何か技を持つ必要があります。私は近代医学の父と呼ばれているウィリアム・オスラー先生の「鉄の扉で過去と未来を閉ざし、今日というひと区切りを生きる」という教えから思いつき、頭の中に水門を立てて、過去のことが頭をよぎる際に水門で遮断していました。オスラー先生のいう鉄の扉だと水とか漏れてきそうな気がしたので私の場合は水門にしたのです。
しかし長年使ってきた水門からさらに進化して、今私の頭の中には水洗トイレが設置されています。よく水の流れる水洗トイレです。嫌なことつらいことなどトイレに流してしまいます。そのあとはピッカピッカのトイレにきれいな水があるだけです。過去を引きずる人は流さずに自分の汚物を何度も何度も眺めているようなものかなと思います。あるいは昔のぼっとんトイレで跳ね返りのある感じかなとも思います。心が前向きにはならないですよね。汚物を流してしまったピカピカの水洗トイレを見ていると心が前向きになります。水洗トイレを開発した方は本当に偉大だなと感謝です。トイレ掃除をするとさらに前向きになります。植村花菜さんの曲「トイレの神様」のように、ピカピカトイレにすることは意味があるのだと感じています。
つらいことや威張りたいことすべて流してしまう水洗トイレが私の頭の中にあり、「今を生きる」ための大切な体の一部となっています。

「今を生きる」は幽霊さん以外にもたくさんの方が教えてくれています

幽霊さんの教えと同じことは、前述のオスラー先生だけでなく多くの先人やいきいきと活躍している方が同じような教えを説いています。古代ローマ詩人のホラティウスさんは「Carpe diem 今日という日を摘み取りなさい」という言葉で、松岡修造さんはまいにち修造!という日めくりカレンダーの23日のところで「後ろを見るな!前も見るな!今を見ろ!」という言葉で、インドの戯曲家のカーリダーザさんは「昨日はただの夢であり、明日とはただの幻想のこと、・・中略・・、だから今日としっかり向き合おう」という言葉で、「今を生きる」大切さを言っています。
今、「何をしているのですか?」と問われて、「昔のことを悔いています」とか「腹を立てています」とか、「来年のことを心配しています」とか、はすべて今は何もしていないことになります。これでは未来がよくなることはないですよ。

まとめ

① まだ来ていない未来のことをあれこれ不安がったり考えないで切り捨てる。
② 過ぎ去ったことは頭の中の水洗トイレで流し去る。
③ 今を大切にする。今、何をしているのですか?と自分に確認する。
ことで、人は幽霊さんようになることなく、地に足をつけて歩む前向きな人間となります。

次回は、「③いつも言葉を選んでどんな時もプラスになる言葉しか口にしない」についてです。

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