013 自分の体に何が起きているのかを数字で確認、元気の芽です

ご自身の体重、血圧、歩数、握力、腰と足の付根の骨密度、コレステロール値、血糖、体脂肪率、筋肉量など、あなたはどこまでご自身の体に起きている出来事を知っていますか?

はじめの3つはご家庭で測定できます。次の4つは医療施設で測定です。最後の体脂肪率と筋肉量は家庭でも測定できる機器が普及してきています。

このうち2つくらいしか知らない、ではかなり先行き不安です。

その理由は3つあります。

1つ目は、ブログ001でも書いたとおりで、人は悪い状況がみえると、自然とそれを避けるように行動するからです。崖っぷちが見えれば自然と足は崖から遠ざかります。

数字で不健康な状況が見えると、自ら健康的な行動をとるようになります。目隠しされて崖が見えなければ恐怖を感じることもなく崖に近づき転落します。

数字で健康や不健康の状況が見えることが、将来のあなたを救う、とてもたよりになる具体的方法です。

2つ目は、「愛情の反対言葉は?」という質問を聞いたことはありませんか?のお話です。

「愛情」の反対言葉は「憎しみ」というよりも「無関心」です、無関心や無視されることに人間はとても弱いものです。

ご自身の体のことに無関心でいるのではなく、愛情をもって、今どうなっているの?という興味を持ってあげてください。「体重、血圧、歩数、握力は?」、さらに、「腰と足の付根の骨密度は?」、「コレステロール値、血糖、体脂肪率、筋肉量は?」と、関心を示してあげてください。

大切な友人のお誕生日は?好みの食べ物は?と、関心をもってあげるのと同じです。

3つ目は、ご自身の体のことをいくつも知っていると、自己効力感という前向きな気持ちが自然と湧いてきます。そして数字が自分を応援してくれているようになります。

スポーツや音楽、芸術、経営、学業等、いろいろな場面で、数字のお陰で頑張れている姿、よく見かけます。

「自分の体に何が起きているのかを数字で確認」、この基本を身に着けて、10年後20年後も要介護にならないことを目指してみてはいかがでしょうか?私も今日、体重計の体脂肪率をみて愕然としましたが、あとから前向きになり運動を始めることにしました。